ご飯食べて布団で寝れる幸せ。

なんだか毎日楽しいぞ(゜▽゜)

眠れないので昔話でも。

どうして私ばっかり我慢しなきゃいけないの!?こうなったのは、全部あいつのせい!私に、何もしてくれなかったからだ!ええ、我慢すればいいんでしょ。しますとも。

っていう母親がいるとね、

あんたにしか話せない愚痴なのよ~

って、娘にありったけの恨みつらみをぶちまけて、ほんでムスメはどうなるかというと、

どうして私にばかり恨みつらみを言うの!?私にどうしてほしいの!?そもそも私がこんな環境にいるのはあんた達、親のせいだ!我慢しろっての?ずっとしてきたのに、まだしろっていうの?あー、しますとも。

という負のスパイラルいっちょあがり。

で、娘は、母親から愚痴を聞かされ続けてきたおかげで、聞かされる側の苦労を知ってるから人には言わない。言えない。
母の不満を受け止め、溜め込む。溜め込む・・・。
世間に出さないように、悟られないように・・・。
私にしか言えないほどのトップシークレットなのだから・・・。

そして、我慢して我慢して我慢して我慢して我慢の天才になった娘は、自分の悩みも相談できない、自己開示がヘタな不器用人間になりました。

母に降りかかる不幸に苛立ち、それを愚痴られて苛立ち、そんな母から離れられない自分に苛立つスパイラル。



娘=私ですが何か( ̄∀ ̄)



数年前、父が亡くなり、家の中に母と私の2人きりになったとき、思い切って県外に逃げた。
やりたいこと出来たとか適当に言ったけど、本当は母から逃げたかった。今なら素直に言える。
ほかの兄弟は県外にいて、母の愚痴は父と父の実家に関することだったけど、父が故人になってもなお不平不満をぶつける母にほとほと嫌気がさした。
父の故郷で暮らしてたから母は完全アウェーだった。私がいたから救われたとか言ってたけど、今逃げなきゃ一生このままだと思ったら、長年やめたいやめたい思ってた会社もスルッと退職できたし、難なく引越し完了できたから晴れてバンザイ!自由だ!と喜んでいた。

その時、彼氏も一緒に引越しして同棲始めたんだけど、しばらくして妊娠してさ、生活回んなくなって、結局、母しか頼れずに地元に帰ってきたんよ( ̄∀ ̄)
その時の彼氏=今の旦那にも色々ドラマがあるんだけど割愛。
旦那と母にトラブルあって、いまは旦那の実家で離れの家に住ませてもらってる。

母は離婚したらうちの家に住んでもいい。あんたの旦那も転がり込んでくるようなら許さん的な事をおっしゃってるのでね、出産後に弱ってた私は母さん助けて・・・離婚してもいいから・・・などと考えたりしたものだ( ̄∀ ̄)

離れて暮らす今は、なんつー快適な距離感だ!
相変わらず会う度に、父の実家に関する愚痴は昔話から最新のものまで豊富に取り揃えてお待ちしております的な母ですが。

距離感ができて、愚痴も半分は聞き流せるようになって、むしろおっとその愚痴はそこまでだとストップもかけれるようになった私。
母が完全燃焼しようが不完全燃焼だろうが、愚痴は打ち止めにならないってことに気づいたから、そのつど我慢して聞くことをやめました( ゚∀ ゚)

私の知らんところでじじばばと母の仲が悪くても、私がそれを見てないんだから私はどちらの味方にもなれないしならん。
母も好きなように生きて欲しいと願うが、母がいなくなると残されたじじばばの介護は私に全てかかってくるから自由にできないんだと。

私、じじばばから介護なんて頼まれたことないけど・・・( ̄∀ ̄)私は地元に帰らん方が良かったのかね( ̄∀ ̄)

さんざん嫌な思いして1人で生きてるのに、自由になってもいいよと言ってみてもてこでも動かん母には、もう何も言わないことにした。
真性のMなんだなぁと思うことにしたよ。


逃げてた時はさ、都会のビルとか大勢の人間に囲まれる生活をしたよ。便利なもの、流行りものに囲まれた。良い事もあったけど、嫌な思いもしたよ。
そしたらさ、あんなに嫌だったのに母のいる地元に帰りたくなってきたんだよね。都会は確かに魅力的。
母がいたから田舎は嫌だったのかもしれないし、違うかもしれないけどとりあえず帰ろうって思った。

なんだかんだで母は私のことすごく愛してくれてるのが分かったし、私も母が大好きだと気づいたからさ。



そして、
あんたにしか話せない愚痴ってのは、たいてい周りの人には言える愚痴ってことも分かったわ( ̄∀ ̄)
近所さんとか同僚さんとか。
なんだ、言える人、私以外にもおるやんけ( ̄∀ ̄)
と思ったら胸がスーッとした。

もう私1人で抱え込まんでいいのな。
愚痴を聞いてくれる人、いて良かったな。
一人暮らしで寂しいかと思いきや、割と楽しく暮らしてるやないの( ̄∀ ̄)

よかったよかった。



長々と語ってしまったけど、


今夜は雨が降ってて、1度寝たけど目が覚めて、寝付けなくて悶々と考え事。

私はずっと、田舎で育ってきたという環境を親のせいにしてた。かわいそうな私を慰めるどころか、自分たちが1番不幸!というスタンスの両親(というか母)にずっと不満を持ってたんだ。
その時の不満というか怒りが、未だに消化されてないんだよ( ̄∀ ̄)笑ける~
小さい頃に引越したことが未だに根強く根深く残ってるなんてね。

田舎から、ド田舎へ。
最低限のライフラインしか存在しないド田舎への引越し。
でもそんな田舎のレベルなんてどうでもよくて、引越しがいきなりでした。仲のいい友達と離れました。寂しいです。なんでこうなったのかきちんと説明して下さい。ってことがずっと言えなくて不満だったのよ私( ̄∀ ̄)

大人になった今、経緯やら何やら、当時のことを聞くけれどもその時にちゃんと話してほしかった。
子供だからとなめないでいただきたい。
聞いてないかもしれないけど、忘れてしまうかもしれないけど、ちゃんと話してくれてたらその時に消化できてた。
子供には言いづらい事も、包み隠さず教えてほしかった。
20年以上も経って、今更、あの時はこうだったああだった、って言われてもね。
私は子供だったから結局は親についてくしかなかったのよ。
ただただ、連れ回された記憶しか残らないよね。友達と別れて寂しい記憶がね。

当時の母の心境を聞くと、大変だったのねー、としか言えないんだけどね。
たまに、引越しした時の寂しい感情を思い出す時間があってね。

ああ、まだ心に引っかかってるんだなーって。

今住んでるところ、すぐそばに川が流れてて、水が流れる音がすごく心地いい。
娘と散歩しながら、ド田舎ならではの大自然ぶりを大いに楽しんでると、童心にかえる。

なんだかブログ書きたくなったり、母の愚痴を聞いてみたくなったりする。


遠回りしたような、むだなことしたような、色んな経験したけども、それでよかったなー。

なんて思う丑三つ時。
あ、もう辰の刻だわ。
もう少ししたら起きる時間だけど、少し寝ようかな。それとも起きとこうかな。

布団の中でゴロゴロしながらそういうこと考えるの好きだ( ´ ▽ ` )